フィットネスかわら版

太りすぎの原因

太りすぎた原因の1つとして『過食』、つまり食べ過ぎがあげられます。
食べすぎとは、単に量的なものを指すのではなく、自分が日常生活で使用するエネルギー(消費カロリー)以上にエネルギーを摂取(摂取カロリー)した場合のことをいいます。

病気が原因で太る場合を除けば、太る原因のほとんどはこの『エネルギー収支のアンバランス』が生むといってもいいでしょう。
エネルギー収支のアンバランス、その関係を不等式で表すと、『摂取カロリー>消費カロリー』は体重の増加、『摂取カロリー<消費カロリー』は体重の減少を意味します。
当然=(イコール)の関係が成り立てば体重の増減はないということになります。
このように『太る』『痩せる』というメカニズムは摂取カロリーと消費カロリーとの相対的な関係で成り立つわけです。(このようにカロリーをコントロールしながらダイエットする方法をカロリーダイエットといいます)
つまり、減量とは『摂取カロリーを減らしつつ、消費カロリーをいかに増やすか』ということになります。(実はそこが一番難しいのですが...)
しかし、単に消費カロリーを増やすといっても、運動不足が原因で太ったという方は、運動能力自体が低い傾向(スタミナがない)にあるので、それすら満足に行えないということになります。
つまり、ダイエットを合理的に行えるか否かはその人の運動能力が深く関係するといえます。
体力に自信のない方は、ダイエット以前に基礎体力の向上に努めるようにしましょう。

食事の摂取の仕方

2000kcal)から1日250kcal程度を減らして1ヶ月あたり1kgくらいの減量が無理なくできる目安です。(これを上回るペースで減量を行うと様々な問題が発生するのでやめましょう)
また、手軽に手に入る太らない食事を常食するには、洋食よりも和食の方がいいでしょう。
主食にごはん、魚、海藻、キノコ、間食は低脂肪乳と少々の果物という具合です。
このように蛋白質、炭水化物、脂質、ビタミン、ミネラルを過不足なく取るように心掛けましょう。(減量期間中、蛋白質をあまり摂取しないという方が多いようですが、筋肉を失わないためにも必ず摂取するよう心掛けます)
更に、1日に何を食べたのかを食事日記に記すことも有効な方法です。
毎日の食事と献立の量、また何を飲んだのかを記すことにより食生活全体を見つめなおすことができるからです。
減量や食事療法というとわずらわしい『カロリー計算』がつきものと思われがちですが、この程度でも十分効果はあります。ぜひ、実施してみてください。

その他の太る要因として…

かねてから肥満にはその人自身の性格や精神的な要素が深く影響しているといわれています。
肥満の人の食行動を観察すると『食後でも好物があれば食べる』『人が食べていると自分も食べてしまう』ということが共通して言えるようです。
こうした人は外的な刺激に弱く、食べ物を前にするとついつい手が伸びてしまいます。
また、近年ストレスの影響についても指摘されています。
いらいらしたり、嫌なことがあると手当たりしだい食べてストレスを解消するといった具合です。(この症状が過度になるといわゆる『過食症』になります)
こうした人は一度にたくさんの食べ物を口にいれ、よく噛まずに飲み込む傾向にあるようです。
早食いや良く噛まずにものを食べると満腹感を感じる『満腹中枢』が働きかける前にどんどん食べることになるので結果的に太ってしまいます。
良く噛んで食べれば『満腹中枢』は刺激を受けるので食欲を抑制することができます。(20分以上かけると満腹中枢の働きが活発になるといわれています)
このことから、ゆっくり食べるのも太りにくくする良い方法と言えるでしょう。

過激な減量、そのあとは…

一時的に体重を落とすことは容易にできますが、それを維持することはとても困難です。
減らした体重がもとに戻る減少を『リバウンド現象』といい、この現象を何度も繰り返す悪循環を『サイクリング』といいます。
このことが肥満治療を行うにあたり大きな問題になってきます。
体重を減らすことにこだわるあまり健康という目的を見失い、単にダイエットが失敗したとは言えない状態に陥るからです。
過激なダイエットがリバウンド現象を産み出し、更には『過食症』『拒食症』(神経性無食欲症)の引き金になるケースは少なくありません。
繰り返しますが、減量とは『単に体重を減らすということではなく、脂肪量を減らし、体脂肪率(筋肉と脂肪の割合)を正常値に近づけること』です。

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当サイトの編集長の佐藤です。
フィットネスクラブ、体育施設、大学などでトレーナーとして18年間活動してましたが、約8年前に現在の会社に就職し、現在は都内にある接骨院でカイロプラクターとして働いています。
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