フィットネスQ&A

歳をとるにつれて息が吐きにくくなるとききましたが、それはほんとうでしょうか?そして、本当ならどうしてそのようになるのか教えて下さい。宜しくお願いします。

q歳をとるにつれて息が吐きにくくなるとききましたが、それはほんとうでしょうか?そして、本当ならどうしてそのようになるのか教えて下さい。宜しくお願いします。

a4まず、その前に呼吸器ついて少しお話をしたいと思います。
呼吸器は喉、気管、気管支、肺そしてそれらを囲み呼吸運動を起こす胸郭と横隔膜からなります。
ご存知のとおり横隔膜は肺の下方にあり、この横隔膜が下方に下げられることにより肺の内部は陰圧になり肺内に空気が取り込まれます。
逆に横隔膜が上方向に上がることによって肺内は陽圧になって空気は吐き出されます。
さらに肺の外側にある胸郭は12個の胸椎、12対の肋骨、1個の胸骨からなっています。
この肋骨の間には肋間筋と呼ばれる筋肉が存在します。
この肋間筋の働きによって胸郭が上下運動を起こし、肺内の圧力を変わり空気の出し入れができるのです。
肋間筋には2つあり、1つを外肋間筋、もう1つを内肋間筋といいます。
この2つの肋間筋の働きは対照的で外肋間筋が収縮すると肺内が陰圧になって空気が取り込まれます。
内肋間筋が収縮すると肺内が陽圧になって空気が押し出されるのです。
先ほど説明した横隔膜による呼吸を腹式呼吸、外内肋間筋による呼吸を胸式呼吸といいます。
安静時の状態の呼吸は主に腹式呼吸ですが運動時には、腹式、胸式の両者が用いられます。(あと余談なんですが、女性は一般に胸式呼吸、男性は腹式呼吸が優位と言われています。女性は妊娠すると子宮が大きくなって、肺が上方向に押されるので横隔膜がうまく使えなくなってしまうので、先天的に胸式呼吸が優位になっているからです)
横隔膜、肋間筋を合わせて呼吸筋といいます。
更に運動時では呼吸筋のみならず腹直筋、外内腹斜筋、大胸筋なども呼吸運動に関わってきます。
ここで質問の内容に戻りましょう。
>年をとるにつれて息が吐きにくく
>なるとききましたが、それはほんとうでしょうか?そして、
>本当ならどうしてそのようになるのか教えて下さい。
息が吐きにくくなるかどうかは結局のところ個人差があるのではないでしょうか?
つまり普段から有酸素運動で身体を積極的に使っている人であれば、呼吸筋はそのトレーニングにより強化され、息を吸うことも吐くことも容易にできるのですが、トレーニングをあまりやっていない高齢者であれば呼吸筋が発達していない可能性があるので息がしずらいかもしれません。
運動をすることが辛くなる可能性があるのです。
更に呼吸運動を行なうには腹直筋、外内腹斜筋、大胸筋なども関わってくるので無酸素運動、つまりウエイトトレーニングに代表される筋肉を鍛える運動もちゃんと行っていないと呼吸がしにくいということが起こってくるかもしれません。
一般に加齢になればなるほど筋力は衰えます。
更に高齢者の中で定期的に運動を行っているという方も少ないと思います。
しかし、もし高齢者の方であっても日頃から適度な運動を行っていればそのようなこともなく、日常生活をアクティブに過ごすことができるのではないでしょうか?

関連記事

  1. 運動によるダイエットについてお教えていただきたいのですが ?
  2. 風邪のときはトレーニングをどうしたら良いのでしょうか?
  3. トレーニングをしない日もプロテインは摂取するべきなのでしょうか?…
  4. メタボなお腹を引っ込めるにはどうしたら良いですか?
  5. ウエイトトレーニングの時の呼吸は鼻で呼吸するのでしょうか。それと…
  6. 腹筋運動を行うときに、息を吐きながら行うと効果的と聞いたことがあ…
  7. 腰痛体操の行い方について教えてください。
  8. 膝に水が溜まるってどんな状態なんですか?

ピックアップ記事

おすすめ記事

  1. 登録されている記事はございません。

KindleBookになりました。

運営者情報

当サイトの編集長の佐藤です。
フィットネスクラブ、体育施設、大学などでトレーナーとして18年間活動してましたが、約8年前に現在の会社に就職し、現在は都内にある接骨院でカイロプラクターとして働いています。
PAGE TOP