フィットネスQ&A

バルクアップ種目と、筋肉の仕上げ用に使われる種目とではバルクアップ種目の方が筋力アップの効果は高いのでしょうか。

qバルクアップ種目と、筋肉の仕上げ用に使われる種目とではバルクアップ種目の方が筋力アップの効果は高いのでしょうか。

a4結論からいうとそのとおりです。
『バルクアップ種目』『仕上げ種目』は正式にはそれぞれ『コンパウンド種目』『アイソレーション種目』と呼びます。
名称どおりコンパウンド種目は実施の際、複合的に様々な筋肉が動因されます。
スクワットで言えば大腿四頭筋、大臀筋、ハムストリングス(大腿ニ頭筋、半腱様筋、半膜様筋)などが主動筋となります(勿論、上肢、体幹部の筋肉なども動因されますが)
それに対しアイソレーション種目のレッグエクステンションは大腿四頭筋のみ使用されます。(厳密にいうと大腿四頭筋だけではありません)
筋出力を高める要素には、

  1. 運動単位の動員
  2. インパルスの発火頻度の増大

があげられます。
筋肉は筋線維と呼ばれる細くて長い細胞からできていて、これが興奮すると筋収縮が発生します。
このとき筋線維に収縮命令を出しているのが神経細胞です。
1個の神経細胞が興奮し、そしてそれが支配している全ての筋線維(1個の神経細胞とそれが支配する数本から数千本の筋線維をまとめて運動単位と呼び、これが筋活動の機能的な単位となります)が同時に興奮することで筋収縮が生じるのです。
このとき収縮に関わる神経細胞と筋線維の数が多ければ多いほど(運動単位の動員)大きな筋出力が生じるようになるのです。
この神経細胞と筋線維数の増加には神経インパルスの発火頻度が大きく関与しています。(脳から神経、神経から筋線維に『運動せよ』という伝達命令はインパルスと呼ばれ、単位時間あたりの命令回数を発火頻度といいます)
つまり、発火頻度が多ければ多いほど大きな筋出力が生じるのです。
コンパウンド種目、アイソレーション種目、はたしてどちらの種目の方がより発火頻度(大脳の興奮)を高めることができるのでしょうか?
当然、より多くの筋肉が動因され、高重量を扱うことのできるコンパウンド種目の方が圧倒的に発火頻度が高いのです。
アイソレーション種目では大脳の興奮が高まるほどの重量は扱うことはできません。(しかしコンパウンド種目を用いていても大脳が最大限に興奮するとは限りません。
やはり、コンパウンド種目で、且つヘビーウエイトを用いる必要があります)
ゆえにバルクアップ種目の方が筋力アップの効果は高いといえるのです。

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当サイトの編集長の佐藤です。
フィットネスクラブ、体育施設、大学などでトレーナーとして18年間活動してましたが、約8年前に現在の会社に就職し、現在は都内にある接骨院でカイロプラクターとして働いています。
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