膝関節周辺の痛みというと、若年層というより中高年層の悩みというイメージがあるかもしれません。
事実、40〜50歳を超えると『変形性膝関節症(へんけいせいしつかんせつしょう)』と呼ばれる膝関節の痛みを発症する方が多くなります。
変形性膝関節症とは何かしらの原因で文字通り、膝関節が変形してしまった傷病のことです。
一般的に変形性膝関節症は男性より女性の方に多くみられます。(女性ホルモンの関係)
その他にも膝関節の痛みの原因になるものとして、『リウマチ』『痛風』『事故による外傷』などが考えられます。
ときにこれらが原因で『変形性膝関節症』を誘発してしまうこともあります。
一方、若年層でも膝関節の痛みに悩まされている方は多いようです。
しかし、上記で紹介したような中高年齢の方に多く見れられるような傷病によるものではなく、別の原因で膝関節を痛めてしまっているのです。
以下、若年層に多く見られる膝関節のトラブルです。
このように若年層に見られる膝のトラブルの多くはスポーツなどで膝を酷使し発症するケースが多いようです。
部活や大会に向けて熱心に活動するあまり、知らず知らずのうちにオーバーワークになってしまったという方は実に多く見られます。
多少、膝の痛みがあるくらいでは休めないといった状況を作り出しているのがそれらの症状を生み出す土俵になっているのかもしれません。
このために痛めている本人よりも周りの先生や指導者、保護者が配慮する必要があると思います。
膝関節を痛めてしまったら、まずは安静にし、腫脹があるようなら患部を冷やすことが何よりも大切になります。(この際、患部を心臓より高く上げるのも有効です)
場合によってはテーピングなどで痛めている箇所を補強することも必要です。
そして、早急に整形外科に受診するようにしてください。
このようなことにならないためにも日頃から運動前のウォーミングアップを欠かさず行うようにしましょう。
また、運動後には柔軟性を向上させるためのスタティックストレッチも欠かさず入念に行うことも大切になります。
特に大腿四頭筋の柔軟性を高めることは膝のトラブルを避けるためにも必ずやらなければならない部位と言えます。
完全に膝のトラブルを防ぐのは難しくてもこれらを日頃意識して行うことでかなりの確率で回避することができるはずです。
特にサッカーやラグビー、アメフトといった、人と人とが激しくぶつかりあうコンタクトスポーツを行なっている方は日頃からより気をつける必要があります。