プラスミン(plasmin, EC 3.4.21.7)は線溶系に属するタンパク質分解酵素(プロテアーゼ)の一種。セリンプロテアーゼ、エンドペプチダーゼに分類される。反応はフィブリンやフィブリノーゲンを分解して血栓を分解するというものである。
Wikipediaより一部引用
特に肝硬変を患っている方では典型的なのですが、安静時の状態で血液を採血し、採血した血液を線維素の膜にかけるとかなり短時間で線維素の膜を溶かしてしまいます。
同様にその方に少し運動をさせ、採血した血液を線維素にかけると更に急速に線維素の膜を溶かしてしまいます。
どのくらい早いかというと、約3分ほどの運動をさせてから採血し、その血液を線維素にかけると約30分くらいで線維素の膜を完全に溶かしてしまうほどです。
このようなことから肝臓機能に障害のある人が運動を行う際には細心の注意を払わなくてはなりません。
なぜなら、線維素が巻き込まれたアテローム変性(脂肪が水垢のように溜まったところ)を溶かすだけでなく、血管そのものを溶かしてしまったり、腸に穴を開けてしまったり、関節に血が出てきてしまったりと様々な症状を発症してしまうことがあるからです。
勿論、肝臓機能に何の問題のない健常者であっても採血した血液を線維素の膜にかけると線維素は溶けるのですが、その溶ける速度は通常13時間くらいといわれています。(運動後の血液であっても6~7時間くらいといわれています。)
一般に運動を行うと動脈硬化などを予防するのに効果的だといわれるのはこのためです。
宿酔の場合はそこまで肝機能が低下してるとは思えませんが、肝臓機能は少なからず低下しているのは確かですから身体にダメージを与えていることは間違いありません。
いずれにしてもお酒を飲んだ後の運動は絶対に避けるべきだと思います。