肘や前腕部に激痛が走り、筋肉痛になるまでおいこむことができません。

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Q.肘や前腕部に激痛が走り、筋肉痛になるまでおいこむことができません。

何が原因で激痛になってしまっているのかは文章から判断することはできませんが激痛をこらえてトレーニングを行うのはさすがにまずいと思います。

筋肥大を促す為にはある程度痛みは伴うものですが、それは乳酸の蓄積と筋繊維に出来る小さな傷によるものです。
感じ方は人それぞれでしょうが、いわゆる激痛ではありません。(なかにはそれを激痛と感じる人もいるかもしれませんが…)

ひょっとしたら実施種目の中にあなたにとってストレスのかかりやすい種目があるのかもしれませんね特定のエクササイズを行うと急に痛むということはないですか?
もし、そういった種目があるのならそのエクササイズは避けた方が良いと思いますよ。
それと運動後には痛みが発生する箇所をしっかりアイシングしてあげてくださいね。

Q.腰痛の慢性障害と中年男性の運動治療法を教えてください。

腰痛治療法に取り組む前に、日常生活においてのストレスを軽減させなければ何の意味もないです。
以下に注意点をあげておきます。

  1. ものを持ち上げるときには十分に身体に近づけ、脚の力を使って持ち上げるように心掛ける。
  2. 腰より高い位置にものを持ち上げないようにする。
  3. 長時間同じ姿勢を続けないようにする。
  4. 急激に動く動作をしないようにする。

ここからは腰痛治療の基本的な流れを説明させていただきますが、実施にあたっては整形外科医に相談したうえで実行するようにしてください。(※実施にあたり腰痛を悪化させるような事態が発生したとしても、当サイトではいかなる保障もいたしませんので、予めご承知おきください)

1.急性期(安静期)
いわゆる腰痛のはじまりのことです。できるだけ安静状態を保ちます。場合によっては薬や注射を使って痛みを軽減させる必要があります。急性期は基本的にアイシング(氷や冷シップ)を行います。

2.回復前期(部分的鍛錬期)
徐々にトレーニングをはじめます。腰痛が再発しやすい時期でもあるので、十分に注意を払う必要があります。
回復前期は『温熱療法』や『スタティックストレッチ』、軽度のエアロビックエクササイズ(ランニングなどは腰に負担がかかりやすいのでウォーキングなど腰に負担のかかりにくい種目を採用するようにしましょう)を行います。

3.回復中期(積極的鍛錬期)
腰の支持力、安定性を図る時期です。
回復後期は『腰痛体操』軽度のウエイトトレーニングを行います。

4.回復後期(維持期)
腰の支持力を維持していかなければ、近い、将来また必ず腰痛になるでしょう。
腰痛になってから『腰痛体操』をするのではなく、日頃から少しでもいいから運動を行うように心掛けましょう。
上記のことから理解できるように『腰痛体操』や『ウエイトトレーニング』を実施するのは第三期に移行してからになります。

腰痛体操の代表的なエクササイズを2つほど紹介しておきますね。参考にしてください。

■骨盤傾斜運動
1. 仰向けになり膝を90度くらいに曲げます。片方の手の平を腰にできた隙間に入れ、もう片方の手の平を腹部にのせます。
2. 背中で下に引いた手のひらを5秒間押し付けて、その後、5秒間リラックスします。(このときの呼吸は腹式呼吸で)
3. 以後、この動作を繰り返し行います。
■ブリッジング
1. 仰向けになり膝を90度くらいに曲げます。
2. 腹部と背部の力を使い、身体を持ち上げます。5秒ほどこの姿勢を保ってください。
3. 次に腰を床に押し付けた状態を5秒ほど行ってください。(このときの呼吸は腹式呼吸)
4. 以後、この動作を繰り返し行います。

Q.筋肉が痙攣してしまう原因は何なんですか?

筋痙攣の原因はたくさんあります。
原因を完全に特定するのは難しいので、とりあえず要因として考えられることを一つずつ排除していくしかないと思います。
原因として考えられるのは、

  1. ATPの枯渇
  2. 血流の不足
  3. 床反力
  4. 神経の傷害や過剰な緊張
  5. ナトリウムやカリウムなどのミネラル不足
  6. 体内の水分不足
  7. 筋温の過剰な上昇
  8. 精神的、肉体的疲労などです。(他にも色々ありますが、主としてはこんなところです)

ATPは筋中内にある高エネルギー化合物質です。これがあるから筋肉は収縮することができるのです。
ATPの量はごく微量で、もし、全力で行なったとしたら1~2秒ほどで枯渇してしまいますが、そうならないように常に再合成され続けられています。
ところが、激しい(特に無酸素運動の非乳酸性機構)運動を続けたり、有酸素運動であっても極端に運動時間が長ければ、骨格筋内のATPが枯渇することがあります。
このため骨格筋内に蓄えられたカルシウムイオンが放出することができず筋肉が痙攣してしまうのです。
②の血流の不足は寒冷刺激、身体のサイズに合わない下着を身に着ける、骨格筋の障害、運動不足などによって引き起こされます。
③の床反力は床から受ける反力のことです。
床反力を受けることによって筋紡錘(きんぼうすい)を介して、筋肉が筋活動の調整をしているのです。
極端なことをいえば寝ていることが多く、運動は水泳しかやらないという生活を続けていたとしたら床反力が過度に不足するので筋肉がつりやすくなってしまう可能性があります。
寝たきり老人が足の筋肉がつりやすいというのは床反力が不足しているせいでもあります。
予防策として十分にウォーミングアップを行う、運動中に水分を補給する、野菜・果物を多く摂取する、日頃からトレーニングを行うということを普段から心掛けると良いと思います。

Q.ひどい腰痛で寝るのが辛いんですが、どうすれば良いのでしょうか?

まず、仰向けになって膝のうしろに座布団やクッションなどを入れ、股・膝関節を曲げた姿勢をとると、痛みが軽減し楽になると思います。
痛みが軽くなってきたら硬くなった筋肉をほぐすために有酸素運動やストレッチなどを少しずつ始めていきましょう。

Q.膝に水が溜まるってどんな状態なんですか?

膝の関節に水が溜まることを『膝関節水腫』といいます。慢性関節リウマチや変形性膝関節症などでみられる症状ですが、転んだり、強くぶつけたりしても生じることがあります。
水の正体は関節液です。
関節液は黄色みを帯びた透明な液体で、潤滑剤として半月板や関節軟骨への栄養の供給源として働いています。
正常な膝での関節液の量は一定なのですが、炎症や病変があると関節液の産生は異常に多くなります。
もし、膝に水が溜まって痛みや腫れがあるときには安静にすることが一番です。場合によっては水(関節液)を抜くことがあります。

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運営者情報


当サイトの編集長の佐藤伸一(さとうしんいち)です。
都内でトレーナーとして約20年活動し、その後、カイロプラクターとして約10年活動していました。
現在はフリーランスで活動していて主に健康や運動に関する情報を発信しています。

公式サイト:
https://shinichi-sato.info/

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