EMSってどんな仕組みなんですか?ウエイト・トレーニングに効果はありますか?

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Q.EMSってどんな仕組みなんですか?ウエイト・トレーニングに効果はありますか?

EMSの正式な名称はElectrical Muscle Stimulationといいます。『電気刺激による筋肉の収縮運動』と日本語では訳されています。EMSは運動中に脳が筋肉に対して出す指令によく似た信号を送りだして、この指令によって筋肉は強制的に収縮、弛緩をさせられるのです。

東京大学の石井教授によると『電気的な収縮は自発的な筋収縮に比べると全然弱い』そうです。(腹筋運動、アブドミナル・マシーンなどで腹筋を最大に収縮させるのと、同じ収縮力をEMSで行うとしたら、あまりの痛さに失神してしまうかもしれないそうです)
つまり痛さの割にはあまり効果がないというのが結論のようです。しかし、筋肉の持久力を高める程度で使用するのだったらある程度の効果は期待できるようです。

Q.チーティングという言葉を良く聞くのですがどのような意味があるのですか?

チーティングとは英語で書くとCheatingと書きます。
Cheatとは日本語では『だます』『ごまかす』『ペテン師』という意味があります。(余談ですが女性のブラジャーにいれるパッドのことをCheatersといいます。つまりパッドを入れている人はペテン師?)
例えばダンベルやバーベルなどを用い、アームカールを行ったとしたらいずれ筋肉が疲労して反復できなくなります。
そこで、チーティングを用いる(この場合は反動をつけて行います)とあと数レップは反復が可能となります。
つまりチーティングとは疲労状態にある筋肉を反動などを用いて強制的に反復させ限界までトレーニングを行うというテクニックの一種と思っていただけたら結構です。

Q.LBMってなんですか?

LBMとはLean body massの頭文字を取ったもので、日本語では除脂肪体重と訳されています。(Leanとは傾くとか偏るという意味があります)
除脂肪体重というとすぐ筋肉をイメージする方が多いのですが、除脂肪体重は何も筋肉だけをあらわしているわけではありません。
筋肉、骨、内臓など、そういった脂肪組織以外の重さも含めて除脂肪体重(LBM)なのです。

Q.なぜ、年をとるにつれてバランス感覚が衰えてくるのでしょうか?

バランス感覚の優劣は下記に記す3つの器官が優れているか否かで決まります。

  1. 耳の奥にある三半規管等の平衡感覚器
  2. 足の裏のどこに体重がかかっているか、どこの筋肉を使っているかといった体性感覚
  3. 視覚(目で見て感じる)

実は1.と2.の感覚機能は運動不足によって鈍化しやすい特徴を持っています。
加齢になればなるほど運動量、強度、頻度が極端に落ちるからです。(一般的にいえばの話ですが)
これによって先のような現象が起きてしまい、バランスが崩れやすくなってしまうのです。
もちろん、若い人であっても、極端に運動していなければものの数秒でバランスを崩してしまうことだって珍しくありません。
年をとるにつれてバランス感覚が衰えてくるというのは『一般的』にいえばということです。
日常生活での姿勢保持には、視覚で調整されている部分が大半を占めています。
だから視覚が奪われるとバランスを崩しやすくなるというのは当然のことなのですが、運動を定期的に行なっている人は1.(耳の奥にある三半規管等の平衡感覚器)2.(足の裏のどこに体重がかかっているか、どこの筋肉を使っているかといった体性感覚)が優れているので例え3.(視覚)が奪われてもバランスを崩すことなく姿勢を維持できるのです。

Q.歳をとるにつれて息が吐きにくくなるとききましたが、それはほんとうでしょうか?

呼吸器は喉、気管、気管支、肺そしてそれらを囲み呼吸運動を起こす胸郭と横隔膜からなります。
ご存知のとおり横隔膜は肺の下方にあり、この横隔膜が下方に下げられることにより肺の内部は陰圧になり肺内に空気が取り込まれます。
逆に横隔膜が上方向に上がることによって肺内は陽圧になって空気は吐き出されます。
さらに肺の外側にある胸郭は12個の胸椎、12対の肋骨、1個の胸骨からなっています。
この肋骨の間には肋間筋と呼ばれる筋肉が存在します。
この肋間筋の働きによって胸郭が上下運動を起こし、肺内の圧力を変わり空気の出し入れができるのです。
肋間筋には2つあり、1つを外肋間筋、もう1つを内肋間筋といいます。
この2つの肋間筋の働きは対照的で外肋間筋が収縮すると肺内が陰圧になって空気が取り込まれます。
内肋間筋が収縮すると肺内が陽圧になって空気が押し出されるのです。
先ほど説明した横隔膜による呼吸を腹式呼吸、外内肋間筋による呼吸を胸式呼吸といいます。
安静時の状態の呼吸は主に腹式呼吸ですが運動時には、腹式、胸式の両者が用いられます。(あと余談なんですが、女性は一般に胸式呼吸、男性は腹式呼吸が優位と言われています。女性は妊娠すると子宮が大きくなって、肺が上方向に押されるので横隔膜がうまく使えなくなってしまうので、先天的に胸式呼吸が優位になっているからです)
横隔膜、肋間筋を合わせて呼吸筋といいます。
更に運動時では呼吸筋のみならず腹直筋、外内腹斜筋、大胸筋なども呼吸運動に関わってきます。
ここで質問の内容に戻りましょう。
息が吐きにくくなるかどうかは結局のところ個人差があるのではないでしょうか?
つまり普段から有酸素運動で身体を積極的に使っている人であれば、呼吸筋はそのトレーニングにより強化され、息を吸うことも吐くことも容易にできるのですが、トレーニングをあまりやっていない高齢者であれば呼吸筋が発達していない可能性があるので息がしずらいかもしれません。
運動をすることが辛くなる可能性があるのです。
更に呼吸運動を行なうには腹直筋、外内腹斜筋、大胸筋なども関わってくるので無酸素運動、つまりウエイトトレーニングに代表される筋肉を鍛える運動もちゃんと行っていないと呼吸がしにくいということが起こってくるかもしれません。
一般に加齢になればなるほど筋力は衰えます。
更に高齢者の中で定期的に運動を行っているという方も少ないと思います。
しかし、もし高齢者の方であっても日頃から適度な運動を行っていればそのようなこともなく、日常生活をアクティブに過ごすことができるのではないでしょうか?

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運営者情報


当サイトの編集長の佐藤伸一(さとうしんいち)です。
フィットネスクラブ、体育施設、大学などでトレーナーとして18年間活動してましたが、約10年前にカイロプラクターとして第二の人生を歩み出しました。
そして2016年4月に第三の人生を歩み出しました。

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