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- 夏バテ対策の基本|食事・水分補給・冷房の正しい使い方を解説

夏バテは基本的に気温や湿度の高さなどが原因でもたらされると言われています。夏バテの主な症状としては全身の倦怠感、食欲不振などが挙げられます。
しかし、同じ環境下で生活をしているにも関わらず、夏バテが出る方もいれば、出ない方もいます。
この両者にはどのような違いがあるのでしょうか?
暑いからといって冷たい飲み物を大量に飲むというのは却って逆効果
暑いから冷たい飲み物を飲みたいという気持ちは良く理解できます。確かに冷たい飲み物を飲むことによって身体の体温が冷やされるのですが、このときにもし必要以上に身体を冷やしすぎてしまうと却って身体の機能を低下させてしまうことがあります。また、水分を多量に摂取することで消化不良を起こしやすくなってしまいます。このことが更なる食欲不振を招き、本格的に夏バテに陥ってしまうのです。
暑くて喉が渇くと、冷たくて甘いジュースを一気飲みしたり、汗をかくことによって糖分が豊富なジュースを飲みたくなってしまいますが、これはときに非常に危険な行為に繋がることもあります。何故なら甘い飲み物は逆に喉の渇きを促進させてしまう作用があるからです。このとき甘い飲み物を飲み続けてしまうと、体内の血糖値がどんどん上昇するので却って疲労感が強くなってしまい、夏バテを助長させてしまうことにもなります。
喉の渇きを癒すならなるべく『水』を摂取することが大切となります。(汗を大量にかいているようならナトリウム、カリウムを摂取する必要もあります)水の摂り過ぎも注意が必要ですが、摂取しなければ脱水症状に陥るので、身体が必要としている分だけ飲む必要があると思います。
因みに人間の喉の渇きの感覚は非常に不正確なので、喉が渇いたと感じたときには安全な発汗量を超えてしまっている可能性があります。このようなことを避けるためには、水分はこまめ(100ml〜150ml、10〜15分間隔)に補給する必要があると言われています。
夏バテは食事を改善すればある程度防げる
栄養バランスがとれた食事を心掛けることで夏バテを未然に防ぐことができます。日頃からご飯と野菜と肉をバランス良く摂取することを心掛けるようにしましょう。(特に野菜を摂取するときは海藻を組み合わせることが大切です)
中でもビタミンB群の摂取が重要になります。何故ならビタミンB群には疲労回復の効果があり、中でもビタミンB1は糖代謝を助けてくれる作用があります。因みにビタミンB1が豊富に含まれる食材は、豚肉や大豆食品や玄米などが挙げられます。特に豚肉と大豆食品は食事に取り入れやすいので、できるだけ毎日摂取するようにしましょう。
なお、ビタミンB1は玉ねぎ・ニラ・長ネギ・にんにくなどに含まれる「アリシン」と一緒に摂ると吸収率が高まります。豚肉と玉ねぎの生姜焼き、ニラ豚レバー炒め、餃子など、夏バテ予防の鉄板メニューとして取り入れてみましょう。
室温と外気温の差はなるべく少なくしましょう。
夏バテの原因の一つとして外気温と室内温度の気温差があります。冷房をよく効かせている状態で外出してしまうという毎日を過ごすと、自律神経のバランスが乱れ、酷い夏バテの原因になります。
環境省のクールビズでは、夏の室温の目安として28℃を推奨しています。これはエアコンの設定温度ではなく「実際の室温」を指している点に注意が必要です。室温を温度計で確認しながら、28℃に近づくように設定温度を調整するのが正しい使い方です。基本的に室内温度と外気との気温差は5℃以内に抑えることが、健康面・節電面の両方から推奨されています。
勿論、湿度を下げることも夏バテの解消には非常に効果的なので除湿機やエアコンの除湿モードを活用して湿度を下げるようにしましょう。湿度を50%程度に下げることができれば、暑さによる不快感をかなり減らすことができるはずです。
夏バテは一度発症してしまうと負のサイクルに陥り、なかなか抜け出せなくなります。そうならないためにも、日頃から普段の食事や生活習慣などにも気を配る必要があります。また、身体を健康な状態に保つためにも運動と睡眠をしっかりとることもとても大切になります。




